白い砂のアクアトープ

水族館で働く18歳の女子高生・海咲野くくるは、東京で居場所をなくし、逃避行した元アイドル・宮沢風花と出逢う。くくると風花はそれぞれの思いを胸に、水族館での日々を過ごすようになる。しかし、その大切な場所に、閉館の危機が迫りくる。少女たちの夢と現実、孤独と仲間、絆と葛藤──。きらめく新たなページが、この夏、開かれる。