七耀暦1205年。ゼムリア大陸北西部に位置する最も貧しい地域であるノーザンブリア自治州で生まれ育った少女ラヴィ。彼女は故郷を守るため、そして、かつて英雄として崇められながらノーザンブリアを裏切った祖父・ヴラドと自身は違うのだと証明するため、大陸最大の猟兵団として名高い《北の猟兵》に志願し任務を遂行していた。任務に没頭するあまり規律違反を繰り返すラヴィは、ある時、マーティ、イセリア、タリオンと小隊を組まされ無謀ともいえるエレボニア帝国への内偵任務を命じられる。ノーザンブリアを脅かす未知の存在《帝国の英雄》の情報を掴むために——。
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1話 誰そ彼は……黄昏の英雄96204 chevron_right
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2話 集いし不快な漆黒96266 chevron_right
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3話 闇に覆われた紺碧への招待96335 chevron_right
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4話 青い結晶の打ち解け96406 chevron_right
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5話 灰色の旅の果てに96471 chevron_right
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6話 紅蓮に燃えさかりし記憶96533 chevron_right
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7話 重ね塗られた鉛色の真実96591 chevron_right
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8話 決意の間、白茶けた城下96648 chevron_right
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9話 命運尽きて尚果てぬ蒼白な呪い96702 chevron_right
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10話 穗の香が導く再起の銀96757 chevron_right
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11話 騎神、鈍色へ降り立つ96812 chevron_right
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12話 真白に染まる96866 chevron_right